冷え性になる原因を知っておこう
冷え性の原因は、主に血流が悪いことです。
血流が悪くなる理由としては以下の4つが考えられますので、日頃から対策を考えておきましょう。
1.衣服による締め付け
身体の線に沿った服は、女らしさを強調して素敵に見えるので、近年人気が出てきています。
また、ボディラインを整える補正下着などを着用する女性も増えています。
おしゃれとしては良いのですが、身体を強く締め付けていると、血管が圧迫されて血流が悪くなってしまいます。
2.体を冷やす食材
パンや白飯など色の白い食材や、白菜やもやしなど色の薄い食材は、身体を冷やすと昔から言われています。
また、暑い地方の食材や柔らかい食材も、身体を冷やす傾向があります。
これらの食材を多くとると、体内から冷えるだけでなく、血液の粘度を高めて血流を悪くしてしまいます。
3.クーラーなどの冷暖房機器
人間の身体は、外気温に適応して体温調整するようにできています。
クーラーなどで室温を一定にしてしまうと、皮膚神経の外気温を感知する機能が弱まり、自律神経も上手く働かなくなって血液の循環を阻害します。
4.運動不足による筋力低下
運動しない人は心肺機能が低下しており、運動する人に比べて全身に血液を送る力が弱いことがわかっています。
また、筋肉が硬いと、血管を圧迫して血流が悪くなります。
血液の流れを良くするためには、有酸素運動や筋肉トレーニング、ストレッチなどが効果的です。
「手足が冷たい」「お腹が冷える」などの冷え性の症状を自覚したら、日常生活に血流が悪くなる原因を取り除くなどの対策をするとよいでしょう。