靴下の重ねばき&ひざかけで下半身を厚着にして冷え性対策
靴下をはかずに素足でいることが多かったり、ミニスカートばかりはいたりして、下半身を冷やしていませんか?
女性の下半身薄着は、子宮の冷えに直結していて生理痛や不妊症の原因になることもあるので、クーラーが効いた学校やオフィスでは服装に気をつけたいものです。
"頭寒足熱"という言葉がありますが、これは上半身を涼しく下半身を温かくするとバランスよく身体が温まるという意味です。
クーラーのルーバーをよく見ると、上方を向いていることが分かります。
同じエアコンでも、ヒーターの場合は下方を向いており、石油ファンヒーターなどは低い位置に送風口があります。
温かい空気は上へ、冷たい空気は下にいく傾向にあるからです。
下半身が薄着だと、下に溜まった冷たい空気を身体に呼び込む形になるのです。
とはいえ、クーラーがないと熱中症にかかるほど暑い日本の夏に、なかなか厚着というわけにはいきませんね。
そこで、夏でも簡単に冷えを防ぐ対策を2つ紹介します。
1.靴下の重ねばき
夏は素足にサンダルで出かけることも多いのですが、長時間クーラーの効いた場所にいることが分かっている日だけでも、靴下の重ねばきをオススメします。
下から、シルクの五本指靴下・綿の五本指靴下・シルクの先丸靴下・綿の先丸靴下と4枚以上重ねてはきます。
実は暑く感じているのは上半身がほとんどですので、靴下の重ねばきをしても意外に暑苦しくはなりません。
2.ひざかけ
ひざを温めると、ひざより末端の足の部分に温かい血液が巡るようになるので、冷え対策にはひざかけも有効です。
冬は、ひざかけの中に湯たんぽやカイロを仕込むのもいいですね。