知っておきたい女性の冷え性対策

女性に多い冷え性対策について紹介しています。体の内側からの対策、そして外側からの対策、両方上手にやっていきましょう。

冷え性対策は、生活リズムを整えることから

食事や運動、入浴、重ね着、クーラーの調整などは、冷え性対策としてよく挙げられるものですが、どんなに対策を講じても、生活リズムが整っていなければ表面上の冷え取りだけで終わってしまいます。

 

生活リズムの改善は、冷え性の人にとって欠くことのできないものなのです。

 

起床後は誰でも体温が低いものですが、起きて体を動かすことで、徐々に体温が上がり、活動できる状態になっていきます。

しかし、生活リズムが崩れていて朝起きることができずにいると、体温を上げるチャンスを逃してしまうため、低体温のまま一日を過ごすことになります。

このような日が続くと、自律神経に乱れが生じ、本格的な冷え性になってしまうのです。

 

では、具体的にはどのようにして生活リズムを改善すればよいのでしょうか。

私たちの生活は、朝・昼・夕・夜という時間の流れから成り立っています。

朝陽を浴びて目覚め、昼は活発に動き、夜は静かに眠るのが、生活の自然な流れです。

この流れに身体を戻すために、それぞれの時間帯で決まったことを行いましょう。

 

・朝は、カーテンを開けて朝陽を浴びる
・朝・昼・晩と必ず三食食べる
・朝は熱いシャワーで交感神経を優位に、夜はぬるめの入浴で副交感神経を優位にする
・夜は、お香やアロマなどを焚いて身体をリラックスさせる
・毎日決まった時間に寝床に入る

 

このほかにも、クーラーを使いすぎず暑いときは汗をかくようにしたり、昼間の活動時間に運動を取り入れたりすることも有効です。

また、ストレスが睡眠障害を引き起こすこともあるので、自分なりのストレス解消法を見つけておくとよいですね。